女性ユーチューバーアイドルグループ「おこさまぷれ~と。」(通称おこぷれ)の全国ツアー2021「七色進化論」初日公演が4日、大阪・Zepp Nambaで開催された。3月4日の動画投稿で、同公演をもってグループからの卒業を発表していたゆいにゃ(21)が、日刊スポーツにコメントを寄せた。

同グループはメイン、サブ、ゲームの3チャンネルで毎日投稿を続ける、ゆいにゃ、ちゃき(24)りあら(22)しゅがー(21)のぴ(21)の5人組だ。

同公演を終えたゆいにゃは「思ったよりあっという間だった」と振り返り、「卒業というよりも、おこぷれの全国ツアー初日という感覚で自分もやったので、感慨深いというよりも楽しかった」と話した。

おこぷれは「この3年半ずっと一緒に歩いてきたもの」と称した。動画投稿スタート当初は“アイドル”を掲げながらも、アイドルらしいことが出来ていない葛藤もあった。だからこそ1番の思い出に「初投稿から約1年後にMV撮影を行い、オフ会ができたこと」を挙げた。

「3年半ほどの活動で応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。これからは別の道を進みますが、おこぷれもゆいにゃも同時に応援してくれたらうれしいなと思います。今まで本当にありがとうございました」と改めてファンへ感謝のメッセージを贈った。

また、ゆいにゃの卒業についてのぴは「メンバーの間で決まって、発表してからも時間がなかったので、今でも実感がわかない。さみしさというよりも、お疲れさまというほうが強いです」。ちゃきは「今日で最後だったけど、楽しく送り出せて、良い最後の日になったと思います。これから別々の道だけど、お互い切磋琢磨(せっさたくま)して頑張っていきたいと思います」と話した。

また、今後4人で活動するおこぷれについて、のぴは「ゆいにゃが残してくれた良いところを受け継ぎつつ、自分たちの個性を発揮して、4人になったからと言われないようにレベルアップをして、ファンが安心して見ていただけるグループにしていきたい」。ちゃきは「1人欠けるのでファンの方も不安や心配があると思いますが、4人で力を合わせて活動していくので、ぜひ期待してください」とアピールした。

同ツアーは10月9日、KT Zepp YOKOHAMAのファイナルまで、札幌、名古屋、福岡など全国8都市9公演が予定されている。