吉本新喜劇の清水啓之(37)と森田まりこ(40)が5日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で結婚会見を行った。

2人は06年の吉本新喜劇の「金の卵オーディション2個目」に合格し、入団。約1年の交際を経て、3日に神戸市内の区役所に婚姻届を提出した。清水は「無事、夫婦になりました」。森田は「NGKの舞台で、新喜劇のセットの前で、大好きな方たちに見守られて会見ができ、うれしい」と喜んだ。

2人は交際前から仲が良く、会見で司会を務めた座長のすっちー(49)は「まったく知らなかった。3日前くらいに電話があって」。酒井藍(34)も「結婚が決まってから教えてもらった」と明かした。

森田は「内緒は苦しくて。でも誰にも言わないことにして、両家の顔合わせが終わって確実に結婚するってなってからにしようと。誰に言って、言ってないでもめると悲しいし」と説明した。婚姻届の証人は酒井だという。

結婚への経緯は、森田が「ご飯を作ってあげるから食べに来て」と清水を誘った。「(清水が)『うまいな、おいしいな』って。かわいいなって思って、好きが大爆発した。顔にほっぺを寄せて(清水が)チュって。自分からはいかず、チュっとして、『責任取ってもらいます』となった」とのろけた。

食事に行った帰り道に「好きなんで、よかったら結婚してください」と、清水からプロポーズ。清水は「反応がよくなかった。よく見たら葬儀場の前だった」と笑わせた。森田は「私は神戸の砂浜、浜辺で言ってほしかった。歩いて近くの公園に行ってやり直した」と振り返っていた。

森田は「子どもは今はいないけど。恵まれたら2、3人は」と話した。左手薬指には婚約指輪をつけており、値段を聞かれた清水は「31万なんぼ」と答えた。

お互いの好きなところは、清水は「人が喜んでいるときは一緒に喜んで、悲しいときは悲しんで、その優しいところが好きになりました」。森田は「ごめんなさい、ありがとうを言ってくれるところ」と幸せそうに語った。