13日に放送された、女優松たか子(43)主演のフジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(火曜午後9時、初回15分拡大)の世帯平均視聴率が関東地区で7・6%(個人4・3%)、関西地区で10・0%(個人6・0%)だったことが14日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。

松が演じる大豆田とわ子は、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長で離婚歴3回のバツ3、40歳。松田龍平(37)演じる最初の夫でレストランのオーナー兼ギャルソンの田中八作との間に生まれた中学3年の娘・唄(豊嶋花=14)と暮らしている。2番目の夫のファッションカメラマン佐藤鹿太郎(かたろう)を東京03の角田晃広(47)、3番目の夫で「シロクマハウジング」顧問弁護士のエリート弁護士・中村慎森(しんしん)を岡田将生(31)が演じる。とわ子と3人の元夫たちの物語。

初回放送で、社長就任と同時期に亡くなった母親のパソコンを開こうとしたとわ子は、パスワードが設定されていることに気付く。どうやら、別れた夫のうちの誰かが設定したらしい。唄はすぐに確認するよう促すが、面倒なことを避けたいとわ子は気が重い。

元夫のうち、今でも定期的に顔を合わせるのは3番目の夫・慎森。とわ子の会社の顧問弁護士で、甘いマスクに似合わない、理屈っぽいひねくれ者だ。2番目の夫はファッションカメラマンの鹿太郎。業界では有名で腕もいいが、とにかく器が小さい。そして最初の夫である八作は、会社を辞めてレストランのオーナー兼ギャルソンになっていた。

意を決し、1人ずつ元夫のもとを訪ねていくとわ子。一方、元夫たちは離婚してもなお、とわ子に対して何らかの思いを抱えているようだ。とわ子のパスワード確認がきっかけとなり、互いに接点を持つことになる元夫たち。さらに、ひょんなことから集まった3人がとわ子をめぐって話し合いを始めた。