東山紀之(54)が11日、司会を務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜午前5時50分)に生出演し、同番組スタッフが新型コロナウイルスに感染した件について言及した。

東山は「気の緩みがこのようなことを生んでしまった。大変申し訳なく思っています。このたびは本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

これに先立ち、野上慎平アナが経緯を説明。先月28日の放送終了後、スタッフルームで飲食を伴う会合が開かれ、スタッフ9人が参加。出演者には声はかけられていなかったという。その後、このうち6人が社外のカラオケ店に移動し、再び飲食を行ったことを明らかにした。

このうち4人が先週末に陽性と確認され、その後、さらに1人も陽性と確認され、計5人の感染が確認されたことも明かした。現状では、濃厚接触者はいないと判断されているという。

野上アナは「番組を通じて感染拡大防止を呼びかける立場にありながら、不要な宴席を禁じた社内ルールを無視し、自覚を欠く行動があった。深く反省しています」と陳謝。番組責任者が局側から厳重注意を受けたとして「あらためて、感染拡大防止に向けた取り組みを行って参ります」として、再び視聴者に向けて謝罪した。

また東山も「私自身、気を引き締めて、信頼を取り戻せるように、1日も早くコロナ収束に向けて正確な情報をお届けして参ります」と語った。

テレビ朝日は、これまでに社員1人、社外スタッフ3人の計4人の同番組スタッフが新型コロナに感染したと発表。「番組を通じて感染拡大防止を呼び掛ける立場にありながら、社内ルールを無視し、自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています」とのコメントを発表していた。