女優志田彩良(21)俳優細田佳央太(19)が14日、TBS緑山スタジオで、同局系日曜劇場「ドラゴン桜」(25日スタート、日曜午後9時)の制作発表会見に出席した。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部寛(56)や長澤まさみ(33)演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

同局系ドラマ「チア☆ダン」での好演が印象深い志田が演じるのは、偏差値70を誇りながら受験に興味がなく、就職を考えている小杉麻里役。「こんなにすてきな皆さまと今日この場に立たせていただけることをすごく幸せに思います」と喜んだ。そして「今までに経験したことがないくらい難しい役なんですけど、すごい難しいからこそ、すごく学ばせていただくことも現場で多いですし、もっともっと頑張りたいなって思いが現場で強くなっている。いい緊張感と一体感がある現場で、本当に幸せだなって思いながら毎日お芝居いさせていただいております」と充実感をにじませた。

増量と散髪をして臨む細田は、とある問題を抱え周囲から孤立しているものの、昆虫が大好きな心優しき生徒・原健太を演じる。

日曜劇場への出演が夢の1つだったといい「合格の連絡を頂いたときはうれしいという気持ちと安堵(あんど)感があった。オーディションをやってから合格の連絡まで2週間ほど空いた。どうしても出たいという気持ちがあって、その2週間がすごく長く感じて、受かったっていう連絡をもらったときは安堵感が勝っていましたね」としみじみ振り返った。

現場の雰囲気を問われ「毎日刺激的で本当に『いい作品を作ろう、届けよう』というドラゴン桜チームの熱量だったり、すてきな先輩方、同世代のキャストに囲まれていい緊張の中で撮影に臨めている」と明かした。

新垣結衣(32)ら前作の「東大クラス」の生徒は日本を代表する実力派俳優に成長した。今作の生徒役にも注目が集まる。