女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子をモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。

千代(杉咲花)と一平(成田凌)が中心となった鶴亀新喜劇が道頓堀で旗揚げし、大成功してから1年がたちました。昭和25年、鶴亀新喜劇の劇団員たちは1周年の記念興行を行うことに。しかし、歌劇団出身の灯子(小西はる)が突然、劇団を辞めたいと言い出します。千代は灯子に辞めないように説得しますが、灯子は聞く耳を持ちません。灯子が辞めようとしていた理由は、実は一平と何かがあり、劇団に居づらくなったからでした。次回のあらすじを紹介します。

一平が帰らない部屋。一平と暮らした匂いが充満する部屋。寛治を前に、千代の感情は爆発する。一平が残した何もかもを床にたたきつけ、雑然とした部屋ですがすがしい朝を迎える千代だった。稽古場で一平と並んだ千代は、鶴亀新喜劇の仲間たちに、お互いが決めた道を自ら話すのだった。そして、記念興行の「お家はんと直どん」がついに封切りとなる。夫婦だった2人が、舞台上で元恋人役を演じるという劇的な展開に…。