TBS系ドラマ「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」などで知られる脚本家・野木亜紀子氏が19日、自身のツイッターを更新し、17日に初回放送された菅田将暉(28)主演の日本テレビ系連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10時)を絶賛した。

同作の見逃し配信を行っている民放テレビポータル「TVer(ティーバー)」のリンクとともに、「金子茂樹脚本。とても良かった。彼らと一緒に笑って一緒に泣いた」と感想を伝えた。

19年同局系ドラマ「俺の話は長い」で向田邦子賞を受賞した金子茂樹氏が同作の脚本を務めることに絡めて「一昨年の金子さんの『俺の話は長い』の更に上を行くかもしれない予感見逃した人は是非!」とおすすめした。

同作は、菅田、有村架純(28)仲野太賀(28)古川琴音(24)神木隆之介(27)と世代を代表する豪華なキャスト陣が集結。5人を中心とした青春群像劇となる。

劇中で、菅田、神木、仲野の3人は売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を結成。3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレスを有村が、有村の妹役を古川がそれぞれ演じている。

「マクベス」の3人がドラマ冒頭でコントを披露し、残りの53分間の物語の重要な伏線としてつながるという斬新な構成で物語が紡がれる。

17日の放送後には、93年生まれで同世代の間宮祥太朗(27)が「『コントが始まる』がすごく面白くて、みんな良くて、なんだか楽しく、そしてただただ嬉しくなってしまいました」とツイート。

お笑いコンビ、ブラックマヨネーズ吉田敬(47)もツイッターで「【コントが始まる】俺は菅田将暉さんが好きで、しかもこのタイトルのドラマやから、当然見ました♪ いきなり泣いたわ それでもまぁ、俺は俺やけどな」とつづった。

人気脚本家、同世代の俳優、お笑い芸人と多方面から称賛の声が集まっている同作。ツイッター上でも放送中にトレンド1位を獲得するなど、ネットでの反響も大きい。

以前、仲野は「見てくださる人は、ぼくたちより若い人や同年代だったり、もっといえば上の世代。たしかにドラマの中では、みんな自分の人生に立ち止まったりしてはいるけど、その瞬間瞬間をしっかり懸命に生きている人の有様みたいな物を表現できたらいいな」と語っていた。

さらに「話が進むにつれてボディーブローのように、彼らの人生が見る人に投影されたり、育まれたり、そういう風になってくれれば。そういう仕掛けがあるドラマです」とも話していた。第2話以降、どんな展開で物語が進むのか注目が集まる。