タレント大竹まこと(71)が20日、都内で行われた文化放送斉藤清人社長の定例会見にゲスト出演した。

パーソナリティーを務める生ワイド番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)が5月で放送15年目を迎える。「リスナーからいろんな贈り物が届く。食料品とか、手縫いのマスクとか、ストローで作ったエビとか」と現物を披露し「リスナーとの距離が、『近い』を通り越している感じがする。MCという立場じゃなく、泣くのも怒るのも笑うのも一緒に」と心境を語った。

この15年を振り返ると、東日本大震災や熊本地震、茨城の河川氾濫などの自然災害を挙げたほか、「多少のスキャンダルも」と笑わせた。18年に腰椎分離症による腰痛に苦しみ、「マイクの横に布団を敷いていただいて、地べたにはいつくばって放送した日が4日間くらいあった」と話した。

印象に残る出来事として、「これは言っていいのかな」と笑いながら、08年に起きた“ほっしゃんガラケー事件”も挙げた。「ほっしゃんがものすごい仮性包茎でガラケーが入るというので、本番中に光浦のガラケーでやったら入ったんですよ。うそだろうと。電話してみたら圏外になって、人間の力はすごいなと思った」と爆笑した。

これからの抱負について「任された仕事をやって、みんなから『つまらない、大竹終われ』と言われたら辞めるだけ。そこに何の問題もない」とし「ストローで作ったエビが送られてくるような、近しいラジオであり続ければ」と話した。