お笑いタレント、陣内智則(47)とマヂカルラブリーが21日、都内で「くら寿司 道頓堀」オープン発表会に出席した。大阪・道頓堀に22日に開店するグローバル旗艦店。

野田クリスタル(34)はくら寿司について「行きやすい、おいしい、安い、幸せ…」とダラダラくら寿司愛を語り、相方の村上(36)に「まとめろよ!」とツッコまれた。陣内は「道頓堀は若手時代に二丁目劇場に出ていた時に通っていた場所。当時あったらと思うけど、うれしいですね」と笑顔を見せた。

そして、マヂカルはくら寿司をテーマにした漫才を披露。野田が皿を入れ替えるは、自分で握りなおすはで店を追い出され、村上にツッコまれまくった。陣内は「仕上がってるね」と、その出来をたたえた。

そして吉本芸人をくら寿司メニューに例えて、老若男女に人気の陣内は「サーモン」。陣内は昨年のM-1優勝時に「漫才ではない」論争を巻き起こしたマヂカルを「カリフォルニアロール」と例え、「俺がサーモンなんておこがましい、ガリで」と話した。

道頓堀店限定の「大阪箱寿司」については、陣内は吉本新喜劇のメンバー、野田はひょっこりはん、村上は3時のヒロインと例えた。ここで陣内が「ダウンタウンさんは入れないこと」と決めて、キングオブおすしのマグロを明石家さんま。野田は中川家、村上が(西川)きよし師匠。陣内は「さんまさんをマグロに例えるのもおかしいけど、キングやで」と言い切った。さらにサーモンを野田が、とろサーモンとボケた。見た目は地味だが安定しているイカのことは、陣内が「間違いなく(博多)華丸大吉さん」と話した。

道頓堀店のデザインはSMAPのロゴを手掛けたことで知られるクリエーティブディレクター佐藤可士和氏(56)が担当した。佐藤氏は「江戸時代のすしは屋台で売られて、お祭りとか縁日みたいな雰囲気だった。旗艦店1号店の浅草ROX店ではジャパニーズモダンを基調にデザインしました。今回の道頓堀店もデザインコンセプトを引き継いで、大阪という街にアレンジしました。道頓堀はグリコの看板やかに道楽の看板など、日本のポップアートを代表するものがある。大阪の浮世絵などを配して、半個室化も実現して心地いい空間にしました。昔あった大衆文化を現代によみがえらせるコンセプト」と説明した。

くら寿司では新型コロナウイルス対策として、入店から退店まで店員と客が全く対面しない“100%非接触型”店舗を実現している。<1>入店時は自動案内機にチェックインすることで、店員を介さずにセルフで席まで案内<2>タッチパネルに触れることなく自分のスマホから注文<3>小型カメラとAIで、店員を介さず正確な枚数を自動計算<4>店員を介さずに、客自身がセルフ会計ができるシステムになっている。