第58回ギャラクシー賞テレビ部門フロンティア賞(放送批評懇談会)が13日、発表され、昨年10月に放送されたNHK「光秀のスマホ」が受賞した。

「『戦国時代にスマホがあったら』という奇抜な着想をもとに本能寺の変に至るプロセスを描いた、今までにないエンターテインメントです。そこには私たちと変わらぬ『人間・明智光秀』が浮かび上がると同時に、SNSに振り回される現代人への批評性も感じられました。山田孝之演じる光秀は声のみの登場で、終始、スマホの画面しか映らない演出も斬新でした。多彩な小ネタ、SNSへの展開など、新しいテレビの可能性を広げてくれました」と総評している。

また、第12回志賀信夫賞をWOWOW相談役和崎信哉氏、「マイベストTV賞第15回グランプリ」をテレビ東京木ドラ25「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」がそれぞれ受賞した。