昨年4月に新型コロナウイルスに感染し、療養生活を送った元NHKアナウンサーでフリーの住吉美紀(48)が、チャリティー活動を通じ、医療機関へ計20万円を寄付したことを報告した。

住吉アナは、コロナ罹患(りかん)時と完治時の自身の肺のCT写真をモチーフとした「内臓Tシャツ」等を発売し、収益として入るデザイン料を医療機関に寄付するチャリティー活動を行っている。

17日にインスタグラムを更新し、「みなさまのおかげで、およそ3カ月間で販売数363件。集まった寄付金は(源泉税、手数料差し引き後)104,284円!!目標、見事達成しました!本当にありがとうございます。私個人からの寄付をほぼ同額、上乗せしまして、合計20万円。1)『聖路加国際病院呼吸器内科病棟』 2)『国立国際医療研究センターの新型コロナウイルス感染症対策に関する業務や研究』それぞれに10万円ずつ寄付いたしましたことをここにご報告いたします」とした。

「今たくさんの医療機関が大変な中 限られた機関への寄付しかできず心苦しいのですが 東京で初期から新型コロナと闘っている私立と国立ふたつの病院とさせていただきました」と説明。購入者らへ向け「皆さんの温かさに、心から感動しました。友達や同僚も喜んで参加してくれた方もいて自分にとっても、『あぁ、私はひとりじゃないんだな こんなにいろんな方と心繋がっているんだな』と実感する機会となりました。気持ちの繋がる同志か 会えなくても手を携えることができる。一緒に何かを成し遂げることができる。私を信じて繋がってくださって、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。