落語家立川談笑(55)が、甲状腺乳頭がんで今月末に手術を受けることが21日までに分かった。左側のリンパにも転移があり、甲状腺を全摘出、リンパも切除するという。

自覚症状はなく、進行の遅いがんのため、手術をしない選択肢もあったが、高齢になると体力が落ちるため手術を決断したという。

談笑は「即、命にかかわる病気ではありませんのでご心配なく」としているが、声帯と近いため心配をしているという。

「(声帯)左右2本あるうち、左側の神経がどこまで腫瘍に取り込まれているかによって結果が変わってきます。腫瘍の55ミリは大きい部類ということで、悪い場合には神経を残すのが難しい。切除する必要がある、と。声帯の半分が機能しなくなると、声に影響が残ります」とコメント。

今後は、6月13日の「立川談笑独演会」(東京・国立演芸場)での復帰を目指す。