アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)を製作・配給したアニプレックスは24日、20年10月16日の封切りからこれまでの日本国内での興行収入(興収)が400億1694万2050円、動員が2896万6806人、日本を含めた世界45の国・地域で上映された全世界累計来場者数は約4135万人、総興行収入は約517億円を記録したと発表した。

4月23日に4DX・IMAXを含む約1600館で公開となった米国では、5月21日までに累計推定来場者数約351万人、興行収入4395万6487ドル(約47・8億円)を記録。公開初週では、興収1590万ドル(約17億4900万円)を記録し、北米の映画興収ランキングで初登場2位で、同ランキングにおいて外国語の映画としては史上最高のオープニング興収を記録していた。

米映画興収情報サイト「Box Office Mojo」は、公開2週目の週末となった1、2日(日本時間2、3日)の週末に興収670万ドル(約7億3700万円)を記録し、同週の首位に立ったと報じていた。日本の映画が首位に立ったのは、99年の「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」以来22年ぶり。

同サイトは「鬼滅の刃」が「ミュウツーの逆襲」、「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」に続く、3番目の興収を記録した日本のアニメ映画だと報じている。

今後は英国、アイルランド、オランダ、トルコ等での公開も予定されている。