ジャニーズWEST神山智洋(27)が、舞台「LUNGS(ラングス)」(10月に東京グローブ座、11月に大阪・サンケイホールブリーゼで上演予定)に主演することが29日、分かった。初の舞台単独主演となり、二人芝居に初挑戦する。

同作は11年の初演以降世界中で上演され続けている現代戯曲。今回が日本初上演となる。「そろそろ子供をもつべきなのか」という若いカップルが直面する問いを発端に、スピーディーに男女の会話を展開していく。谷賢一氏が演出を手掛ける。

神山は「単独主演も二人芝居も初めてで、日本初上演の作品。お話をいただいたときは『いよいよきたか』と思いましたが、ここまで初めてづくしを一気にやらせてもらえることは燃えますし、とてもありがたいことだなと感じています」と喜んだ。「二人芝居は未知数すぎて、ワクワクしている部分ももちろんありつつ、素舞台という絵変わりがないチャレンジングな作品なので、みせるためには細かいとこまで詰めていかないとと思っていて、稽古期間中は追い詰められているかもしれないです」と笑った。

さらに「日本初演ということで参考にできるものがないのですが、今後どこかで上演されるときには今回がベースになることもあると思うので、僕たちなりの『LUNGS』を作り上げたいです」と意気込んだ。「『子供をもつ、もたない』という、今の時代にリアルで身近なテーマを持つ作品です。演出の谷さんともう1人の出演者の方と三人四脚で、スタッフの皆さんにも支えてもらいながら一丸となって、皆さんに楽しんでもらえる、面白いものを作りたいと思います」と誓った。

その上で「僕自身初めて尽くしだからこそ、まずは楽しみながら、せりふの一言一言に思いをこめ、意味を持って伝えられるよう頑張ります」とコメントした。