ジャニーズ事務所の4人組ユニット、ふぉ~ゆ~の主演舞台「SHOW BOY」(東京・日比谷シアタークリエ)が1日、初日を迎え、最終通し稽古が公開された。

豪華客船を舞台に、ショーが幕を開けるまでの舞台裏を描くダンスミュージカルで、19年に続く再演となる。リーダー福田悠太(34)は「再演やります、と言っていたら実現した。満を持してという感じ」。越岡裕貴(34)も「4人そろった『SHOW BOY』は最強」と喜んだ。

初演時は、初日の前日にジャニー喜多川氏が亡くなった。辰巳雄大(34)は「この作品を通して、ジャニーさんとの思い出や、伝えたかったことを大切にしたい」。松崎祐介(34)は「ジャニーさんも見てくれていると思う。ショウボーイが“ショボい”と言われないように」と明るく語った。

4人はこの作品を含め、今年それぞれ3~4本の舞台に出演しているという。辰巳は「今年、日本一ステージに立つやつらと自負している」。福田は「ジャニーズ一、日本一、世界一かもしれない。ギネスに申請してほしい。世界一のSHOW BOYたちになりかねない」と話した。

2年ぶりの再演に生き生きとする4人について、共演の女優中川翔子(36)は、「私なんか2年前のことなんか1ミリも覚えていないのに、皆さん歌もせりふも全部覚えていて、ジャニーズ一の仕上がり」と絶賛。自身も踊るシーンがあり「ふぉ~ゆ~さんを従えて“どセンター”で踊るなんて、こんな楽しいことあったんか」と大興奮で話した。

コロナ禍が続く中、ふぉ~ゆ~は「こういう状況下で、皆さんに勇気を与えられたらいいな」「あきらめなきゃいけないことがたくさんある状況ですが、あきらめないでいるとかなうこともあるんだという作品です」とメッセージした。