お笑いコンビ霜降り明星が3日、都内で行われた「バイ撮るで1000万円選手権」表彰式に出席した。

スーツ姿で登場。最高賞金1000万円の動画投稿キャンペーンに審査員として参加し、せいや(28)は「1000万! 『M-1』より高いんですよ。あれは2人で500万ずつでしたから。出たいわ~」とうらやましがった。グランプリ受賞者にトロフィーを渡した粗品(28)は「1000万。えぐいぞ。よかったね~!すごいやん」と祝福した。

2人はそれぞれのアルバイト経験を明かした。実家が焼き肉屋の粗品は「バイトみたいな感じで手伝って、一応時給みたいなものはもらっていました」と振り返った。大阪・難波の繁華街に実家があるという。せいやは「あの辺は柄が悪すぎて。1回実家でネタ合わせしようと思って自転車で行ったら、すぐ店の外で自転車蹴られてサッカーされてしまって。あそこで働いてたら、鍛えられるわ」と明かした。

粗品は「食い逃げとかも結構あるんですよ。置引とか。父ちゃんが死んだばっかりで、母ちゃんが体悪くて。俺が店を守らな、って思っていたんです」と当時を回想。「5人組くらいの怖い人、現役の方がいて。別の席に1人でいた人が、何も言わずに店を出ていって、たばこを買いにいっていて。『食い逃げかと思いました。一声かけてください』って注意したら、5人組の怖い人が『うちの若いやつに、どういうつもりだばか野郎』って。別の席にいたけど、知り合いだったみたいで」と明かした。

粗品は「どう落とし前つけてくれるんじゃ。って言われて。南警察署の前をほふく前進で1周して来い、って言われたんですよ」と恐怖体験を明かした。結局許してもらったというが、「めっちゃ怖かった」と振り返った。

一方せいやは、ホームセンターやうどん屋、ネットカフェ、レンタルショップ、服屋など、さまざまなアルバイトを経験したという。「失敗しかないですよ。ホームセンターのレジでパニックになって、端のほうに置いておいた金魚をなんかの拍子でおっことして、ぷかって浮いちゃって…」と反省。「お客さんから『お前金魚殺したか? コラ』って言われて。『こいつ金魚殺したぞ!』って騒ぎになって。副店長が出てきて、『こいつなんもできないんですよ、すみません』と言われながら連れて行かれました。あの時は死のうかなと思いました。情けない…」と振り返った。