8日に放送された天海祐希主演のテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)初回の世帯平均視聴率が14・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが9日、分かった。個人視聴率は7・9%で、いずれも好調発進となった。

取り調べを行う専門チーム、通称「キントリ」(緊急取調室の略)のメンバーが数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げながら真実を明らかにしていくヒューマンサスペンスドラマ。14年から放送がスタートし、今回でシリーズ4作品目となる。

北海道警察へ出張することになった取調官・真壁有希子(天海祐希)は羽田空港へ。保安検査場で、提示しなければならない持病の薬の処方箋が見つからず、オロオロしている白髪の女と出会う。とっさに手助けをした有希子は、同じ便に乗るという女とともに搭乗口へ。別れ際、女が発した「いい旅を」という言葉に、何とも言えない引っかかりを覚えながらも、自分の座席へと向かう。ところが…出発時刻になっても、飛行機は一向に離陸しない。そんな中、安全確認のため離陸が遅れる旨を告げるCAの機内アナウンスを聞いた有希子は、その声から異変を察知。様子を探るため、CAがいるギャレーに駆けつけると、CAのひとりが「ハイジャック」と走り書きしたメモを見せ…。