東京五輪開閉会式の制作メンバーに作曲家として名を連ねている小山田圭吾氏(52)が過去のいじめ問題でSNSやインターネット上で炎上している状況を受け、脳科学者の茂木健一郎氏(58)らが、本人が会見を行うなどして釈明すべきとの考えを示した。

小山田氏は障がい者をいじめていた学生時代を、サブカル誌「クイック・ジャパン」(太田出版)95年8月号の「いじめ紀行」で告白。非難の指摘が相次いでいる。

茂木氏は16日、ツイッターで「これはキツい。外すしかないかも」と、小山田氏の件に言及。「小山田圭吾さんのこと、もしこの時点で音楽を変えるとか難しいとかいうことがあったら、やはりもはやご本人が出てきて会見なさって、あの時点の自分と今の自分は違う、深く反省して違った人間になっているということをおっしゃるしか、おさまり方はないように思う」とした。

また、ミュージシャンで漫画家の劔樹人(42)は、今回の騒動で、小山田氏の当該インタビュー記事が英語などに翻訳されて海外にも拡散されている状況に触れ、ツイッターで「東京五輪が国際的批判を受ける要素のひとつになってしまったんだから、もうさすがに無視は出来ないと思います」と私見を述べた。