Snow Man佐久間大介(29)が30日、都内で、声優として初主演するアニメ映画「白蛇:縁起」の公開舞台あいさつに出席した。銀に輝くスーツで登場し、「本日は気合を入れてギラギラの一張羅で来ました! よろしくお願いします」とあいさつした。

同作は19年1月に中国で公開され、興行収入70億円以上の大ヒットを記録した同名アニメ映画の日本語吹き替え版。日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」(58年)が題材でもあり、人と妖怪の境遇を乗り越える真実の愛と、時空や前世を超えた壮大なラブストーリーを描く。

公開初日を迎え「うれしいですね。この作品自体が、すてきな作品なので、より多くの皆さんに届けられると思う」と喜んだ。ダブル主演の声優三森すずこ(35)について「最後のシーンで、すずこ姉さんが1人でとられているのを後ろから見ていたんですけど、迫真の演技に胸を打たれて、高ぶっちゃって、泣いちゃいましたね。人知れず」と明かした。「だいぶ演技の時も引っ張ってもらったので、姉さんに頭上がんないですよ」と感謝した。

三森からは「佐久間さんは、人柄がものすごい、パーフェクトマンなんですよ。ものすごく優しくて、周りを思いやる心がすごい。取材の時でも、インタビュアーさんの目を見て、丁寧に話されていて。私もこんな人間にならなきゃいけないな、って思って。ひそかにライバル心を抱いていました」と絶賛された。「うれしい! 姉さん、ありがとうございます!」と笑った。

共演の声優杉田智和(40)からも「メディアに出ている時以上に、普段のほうが輪を掛けて人柄がいい。佐久間さんは、『ゲスト声優』ではなく『共演者』です」と褒めちぎられた。声優佐倉綾音(27)からは「アフレコを聞いて、『このバチクソうまいのは誰?』って思って。『すずこさんの声はすずこさんだから…これ佐久間さん!?』って。今日お会いして話した時も、声の圧とかが声優のそれなんですよ。いつでも声優業界にいらしてください、っていう感じでした」と“勧誘”された。

佐久間は「今回の経験は宝物だと思いますし、これからもいろんな場所でも活躍できるように、それを糧にいきていきたいと思います」と感謝した。