唐沢寿明主演日本テレビ系連続ドラマ「ボイス2 110緊急指令室」(土曜午後10時)第4話が7月31日、放送され、平均世帯視聴率が8・3%(関東地区、速報値)だったことが日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・8%だった。

第1話は11・3%、第2話は7・6%、第3話は9・3%だった。

同作は、19年7月期に放送された連続ドラマの続編。主演の唐沢演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じる港東署の緊急指令室「ECU」の室長で、どんなかすかな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)橘ひかりが、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で摘発」する。制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスだ。

第4話で、ECU室員の知里が元交際相手・前薗に拉致された。緊急指令室では、逃走車両を特定し、樋口(唐沢寿明)と石川(増田貴久)が追跡を急いだ。

そんな中、知里を襲った前薗が、大型リゾート施設を開発している前薗グループの御曹司であることが発覚した。ひかり(真木よう子)は、前薗がリゾート近くにある別荘に知里を連れ込むと読み、事件は逮捕監禁事件に発展した。同じ頃、前薗の別荘では、知里に命の危機が迫っていた。

事件発生から44分経過し、別荘に到着した樋口と石川が発見したのは腹部を刺された前薗の姿だった。さらに現場から知里の姿は消えていた。ECU内で動揺が広がる中、緊急出動班は現場からの逃走に使われた前薗の車の行方を追った。

一方、別荘に残った樋口は、玄関と逆方向の壁に血痕がついていることに気づいた。さらにECUのひかりは樋口の無線からかすかな音をキャッチした。別荘内にまだ人が潜んでいることを言い当てた。