大正から令和まで、4時代を生きた作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんが9日、心不全のため、京都市内の病院で死去した。99歳。06年に文化勲章を受章した。

俳優の梅沢富美男(71)はインスタグラムで「寂聴さんは『私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです 挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります』と言っていました 悲しくてなりません 僕もそう遠くない未来に合流するでしょうから生前果たせなかったフランス行きのお約束覚えていていてください ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。