女優東ちづる(61)が21日、都内で行われた、がんの早期発見・早期治療を目指す啓発活動「がん早期検査啓発キャンペーン・イベント」に、母・英子さん(82)らと出席した。

イベントでの親子共演は、この日が「初めて」だったといい、英子さんは「今日来る時はドキドキしていました」と緊張気味に笑みをこぼした。報道陣から、「今後もこういうイベントにはどんどん出て行きたいか」と尋ねられると「そうですね」と笑顔。さらにタレント活動や女優への意向を問われると、すかさず、ちづるが「あるわけないじゃないですか!」と否定し、笑いを誘った。

東は、コロナ禍で初期の胃がんが見つかり、今年2月に内視鏡手術を行った。

「うちの家系には、がん患者がいなかったので、過信してた。2人に1人は『なる』と言われているのに、私はならないと思い込んでいた。猛省してます」。 

病気の前と後で、生活はかなり変わったといい「食事、ライフスタイル、運動に対する意識、仕事とか社会的な活動への向き合い方、家族。もう、全部が変わった。今まで緩い感覚で生きてたな、っていう。1日1日がとても前向きで、ちょっとしたことでも心が乱れたりしなくなりました。」と変化を語った。その上で「この経験は大事にしたいと思っています」と力を込めた。

英子さんは東の変化について「明るくなったのかしら。楽しそうというのはある。あまり疲れた顔を見なくなりましたね」と話した。

ほかにDJ KOO、motsuが登壇した。