上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が3世代ヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)。ラジオ英語講座を題材に、昭和、平成、令和と100年にわたる家族の物語を描きます。

 

第5週「1946-1948」

再婚を勧められ、娘のるいと引き離されそうになった安子(上白石萌音)は、岡山を飛び出して大阪でるいと2人暮らしを始める。父に教わったお菓子作りの知識を生かして芋アメを売り歩いて生計を立てようとする安子だったが、戦後の状況は厳しく、身も心も限界に近づいていく。そんな中、ラジオから証城寺のたぬきばやしのメロディーにのって「カムカムエヴリバディ♪」が聞こえてくる。それは、後に「カムカム英語」と呼ばれ、日本中から愛される「英語会話」の初回放送だった。講師の平川唯一(さだまさし)の優しい語り口に元気をもらった安子は、再び英語を学び始め、英語講座を心の支えにして戦後を生き抜いていく。

 

◆第24回のあらすじ◆

1947年(昭22)。米や砂糖、小豆など菓子作りの材料が少しずつ手に入るようになり、安子はおはぎやおまんじゅうを作って売り、るいとつましい暮らしをしていました。カムカム英語は日本中で爆発的な人気を誇っています。倹約して買ったラジオから聞こえるカムカム英語は、安子とるいの毎日の楽しみでした。そして1年の時がたった頃…安子のもとにおはぎを毎朝200個届けて欲しいという注文が舞い込みます。