米大ヒットファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」公開から20周年を記念し、来年1月1日にHBO Maxで配信される特別番組「ハリー・ポッター・20thアニバーサリー:リターン・トゥ・ホグワーツ」の予告編が6日に公開された。

シリーズ最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」の公開から10年の時を経て、主要キャストが集結する同窓会が開催されることとなった。

予告編は先月の制作発表に続く第2弾で、「卒業生おかえりなさい」と書かれた新聞の見出しや、女優エマ・ワトソン演じるハーマイオニー・グレンジャーがキングスクロス駅のプラットホーム9 3/4に登場する後ろ姿も見える。

特別番組には、ハリー役の俳優ダニエル・ラドクリフはもちろん、ワトソンや親友ロン・ウィズリー役のルパート・グリント、トム・フェルトンらオリジナルの主要キャストが大集合するほか、シリーズ2作目まで監督を務めたクリス・コロンバス氏も出演することが発表されている。

どのようなストーリーになるのかは不明だが、番組ではホグワーツ魔法魔術学校のセットに集結したキャストたちのインタビューやトークもあり、撮影秘話やシリーズの舞台裏なども明かされるという。

一方、シリーズの原作者J・K・ローリング氏は、過去のトランスジェンダーを巡る発言が物議を醸したことから、現時点では出演が予定されていないと報じられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)