NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第37話が21日放送され、「あさイチ」で朝ドラ受けしたMCの鈴木奈穂子アナが「今日はずっとすごいですね。勇ちゃんと雪衣さんが…、もぉぉぉ~!」と苦悶(くもん)した。

この日の「カムカム」は、居酒屋でやけ酒を飲んだあげく暴れてケガをした勇(村上虹郎)が帰宅するシーンから始まった。女中の雪衣(岡田結実)が勇を介抱したが、その後…。雪衣が勇の部屋から出てくるところに出くわしたのがヒロイン安子(上白石萌音)の兄・算太(濱田岳)。雪衣に思いを寄せていた算太はショックから失踪してしまうなど波乱含みの展開となった。

鈴木アナは「なんか、みんなダメな方向に行っちゃったような感じ」。MC博多大吉も「濃厚な15分でしたね。どんだけ詰め込んだのか、ぎゅうぎゅうでしたね。今回の朝ドラと(お笑い芸人)オズワルドのネタは目を離しちゃいけませんね」とコメントしていた。

同ドラマは昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。