松本潤(38)が主演し、21年12月30日に公開された映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」(木村ひさし監督)が、公開から3日までの5日間で興行収入(興収)9億6276万6860円、動員74万711人を記録し、週末興収ランキングで実写1位となった。配給の松竹が4日、発表した。同社は、最終興収50億円超えを見込めるとしている。

「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」は、TBS系で16、18日に放送された連続ドラマの映画化作品。松本演じる型破りな弁護士・深山大翔ら斑目法律事務所の刑事事件ルームの個性豊かな弁護士たちが、99・9%逆転不可能な刑事事件に、最後の0・1%の可能性を諦めず、事実を追及する物語。深山と、香川照之(56)演じる佐田篤弘の名コンビは、映画でも健在だ。

今回の映画では、杉咲花(24)が司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果役で11年のデビュー以来、初めて弁護士役を演じ、松本と映画で初めて共演したことも話題となった。穂乃果は、弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで斑目法律事務所の一員となる。有罪が確定している事件の、残り0・1%の真実を追求する中で、新風を吹き込む役どころだ。