女性6人組グループのBiSHが5日、東京・代々木公園で「BiSH解散パーチー開会式」を行った。

先月24日に、23年までのグループ解散を発表。大みそかにNHK紅白歌合戦に初出場し、この日が“ライブ始め”で、解散発表後は初の単独ライブイベントとなった。渋谷のスクランブル交差点から会場まで練り歩くと、ステージ裏で「ち○ぽー!」とおなじみの円陣をしてイベントをスタートさせた。

6人が右手を挙げて、モモコグミカンパニーが「23年まで、解散パーチーを開会します!」と宣言すると、「BiSH-星が輝く夜に-」を皮切りに、「オーケストラ」や紅白でも披露した「プロミスザスター」など8曲連続でパフォーマンスした。

23年(詳細時期未定)の解散まで、12カ月連続CDリリースや全国ライブハウスツアー、未開催地ホールツアーなどを行っていくことを明らかにしている。解散に向けたキックオフとあって、モモコグミカンパニーは「始まっちゃったね」と話しつつ「記念にやっとく?」。新シングル予約者から抽選で会場に訪れた400人の清掃員(BiSHファンのこと)とともに、紅白での「サイレントち○ぽ」の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、セントチヒロ・チッチの音頭で「ちん!」と右腕を下から突き上げた。

ABEMAでの生放送もあったため「ぽ」とは切り離したが、BiSHらしく解散へのカウントダウンがスタートした。最後に披露したのは、「♪いつか終わりは来ちゃうから 後悔しないように」という歌詞から始まる、12日発売の新曲「FiNAL SHits」。

チッチは「今年からいっぱい皆さんといろいろな約束をして、果たして、会いに行ったり、愛を届ける1年にしていきます。皆さんからの愛も受け取る日々にしていこうと思います。開会はしましたけど、終わりが決まったからではなくて、いつ世界が終わるかも分かりませんし、今日も明日も目いっぱい愛して、皆さんが1日1日を大事に生きていく中で、私たちも一緒に生きていけたらいいなと思います。この1年も、何とぞよろしくお願いします」と話した。【大友陽平】