小栗旬主演、三谷幸喜氏脚本のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)の9日初回の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は10・6%だった。

【家系図】鎌倉殿の13人 キャスト家系図>

平均世帯視聴率は、大河の前作「青天を衝け」の初回20・0%から、2・7ポイントダウンした。ただ、同時間帯では2位のテレビ朝日系「ポツンと一軒家」(日曜午後7時58分)の13・6%(個人は8・1%)を上回ってトップとなった。

「鎌倉殿-」は61作目の大河ドラマで、鎌倉時代に2代執権となった北条義時が主人公。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝を支えた13人の家臣団たちによる、権力のパワーゲームを描く。

三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」を手がけており、3作目の大河ドラマとなる。なお、これまでの三谷大河の初回視聴率は「新選組!」で26・3%、「真田丸」で19・9%だった。

<近年の大河ドラマ初回平均世帯視聴率>

21年 青天を衝け 20・0%

20年 麒麟がくる 19・1%

19年 いだてん~東京オリムピック噺~ 15・5%

18年 西郷どん 15・4%

17年 おんな城主直虎 16・9%

16年 真田丸 19・9%

15年 花燃ゆ 16・7%

14年 軍師官兵衛 18・9%

13年 八重の桜 21・4%

12年 平清盛 17・3%

11年 江・姫たちの戦国 21・7%

(数字は全て関東地区、ビデオリサーチ調べ)