元乃木坂46の女優生田絵梨花(24)が10日、都内で行われた映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」(14日公開)のワールドプレミア上映前舞台あいさつに出席した。昨年末をもって乃木坂46から卒業後、初の公の場に登場した。

主演の長澤まさみはじめ共演者らとともに、1人ずつ客席の合間に敷かれたレッドカーペットの上を通って登場。一度お辞儀をして、笑顔で手を振りながら歩き、大きな拍手を浴びた。

登壇して共演者らと並んだ。「皆さまこんにちは、麗奈役を演じました、生田絵梨花です」とあいさつ。「この作品を見ていた側だったので、こうやって仲間に入らせていただけたことは、今でも夢みたいだなって思うくらいうれしいです」と話した。

撮影を振り返り、「通常だったら大先輩方や、知っているキャラクターたちの前で、緊張でガチガチになってしまうところだったんですけど、温かな皆さまのおかげで、撮影初日からずっと大爆笑していました」と明かした。「のびのびと、ぶっ飛ばすことができたと思います。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願い致します」と伝え、大歓声を浴びた。

昨年大みそかをもって乃木坂46から卒業した。「撮影中は卒業後一発目の作品になるって知らない状態で撮っていたんですけど、結果的にこの役をやることで、今までのイメージを打ち破るような経験ができたと思うので、それを皆さんに卒業後初のスタートの作品として見ていただけるのは、すごく幸せだなって思います」と喜んだ。「撮影はすっごい楽しくて、当時アイドルをやっていたので、知っちゃいけないものを知ったような感じでした」と明かした。

劇中では、城田優演じるスペイン人の元マフィア、ジェラール・ゴンザレスの内縁の妻で、男を惑わす魔性の女、畠山麗奈を演じた。長澤からは「すごくセクシーで、かわいくて、みんながメロメロだったと思います」と絶賛された。特にメロメロだったという小手は「メロメロでしたよ」と明かし、いぶかしげな表情をする生田に「その顔、その顔!」とツッコみ、笑いを誘った。

麗奈役を経験して性格が少し変わったという生田は「それまでは人と距離を縮めるまでに時間がかかるタイプだったんですけど、今回イケイケの役をやって、積極的に皆さんとも話すようになって。他の現場でもすぐ友達になったりとかするようになりました」と明かした。小手から「最初から当たりの強い人なのかなって思っていました」と指摘されると、「それは、小手さんが『もっとお願いします』『なんでもっと強くたたいてくれないの』って言うので、しっかり要望に応えるつもりでやりました」と返し、笑いを誘っていた。