松竹は21日、京都・南座で上演中だった舞台「有頂天作家」について、舞台関係者の新型コロナウイルス感染が確認されたため、22~24日の上演を取りやめると発表した。

松竹は、公式ホームページでもPCR検査での陽性者が出たことと、24日までの上演中止を報告。「南座ではガイドラインに則り、出演者、公演に携わる全ての関係者の安全の徹底をはかり、消毒ならびに公演関係者のPCR検査を行います」と伝えた。

25日以降の公演については「決定次第、改めてお知らせいたします」とした。

加えて「罹患(りかん)者は、健康状態の経過観察を行うと共に、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をして参ります」と報告。「皆様にはご心配、ご迷惑をおかけいたしますこと、深くおわび申し上げますとともに、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪した。

同公演は15日に開幕し、28日までの予定。