NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第58話が24日に放送された。早乙女太一演じるトミー北沢の泥酔シーンが話題になった。

※以下、ネタバレを含みます。

この日の放送で、トミーは、ジョー(オダギリジョー)と奈々(佐々木希)が2人連れで歩く姿を目撃。その後、ジョーがいる旅館の部屋に「何してんねん、お前は!」と怒鳴り込む。そこでジョーから真相を聞かされる。

ショックを受けたトミー。ジャズ喫茶「ナイト・アンド・デー」でウイスキーのボトル片手に哀しげにトランペットを吹く。その姿に「どないしたん、あれ?」とベリー(市川実日子)が驚く。そこに現れたのが奈々。「一度、東京でステージに立ってみません?」と誘われるのだが「ふざけんなよ!」と激怒。「お前の親父がジョーを預かったんやろ。最後まで責任取れや! なんやねん。訳のわからん病気になったゆうて、ゴミみたいに捨てやがって。ジョーは治る。絶対、治る!」と言い放った。

ジョーを思う熱い気持ちに視聴者はツイッターで反応。

「トミー、めっちゃいいヤツだった」

「トミーがかっこいい…お酒呑みながら吹いてる姿もかっこいい…酔っぱらった姿もかっこいい…なんだかんだ一番ジョーのことを好きなのはトミー」

「トミーめちゃくちゃ熱い男だったわ。そんでジョーのことめちゃくちゃ好きだったわ」

「ジョーがトミーに全てを話したんだって表情だけで全部伝わった」

「トミーが最高すぎてボロボロ泣いた。みんな本気でジョーのこと思ってる」

「トミー、ほんまジョーのこと大好きなんやな…わかるよ、わかる」

「トミーとジョーのシーンも演出良かったし、何よりトミーのやる気ない酒飲みながらの演奏シーンが1番良かった」

「トミーのお色気呑んだくれお座り演奏…」

「やはりトミーがいてよかった、竹村夫妻がいてよかった展開になりましたね…がんばれ~るい~」

「トミーの男気、惚れるわ」

「酔ってるからこそなのか、酔ってさえなのか、トミー北沢のトランペットの色気が…むっちゃ出てた…気がする」

「オダギリジョーさんと早乙女太一さんの演技力よ。トミーの踏み込みからのジョーの怯えた子犬からのトミーの察した目の演技 朝からこんな贅沢なものを見せて貰って、バチが当たらんか…」

「ベリーはずっと大好きだったけど、今日でトミーも大好きになった」

「トミーが純粋にトランペッター、ジョーが大好きなのがね…もうね…。涙なしでは観られませんよ…」

「トミーとベリーのありったけの友情が爆発しててもうそれだけで涙」

「トミー 本当にいいヤツだ!天才は天才を知る、ジョーとお互いにリスペクトしあってる。台詞のない二人の演技、表情がすべてを語ってる」

「ジョーの辛さを今一番理解できるのはトミーだけだもんね。スカウトされてるのにキレたトミーが最高にいいヤツだった。トミーがいてよかった」

「あさイチ」の朝ドラ受けもトミーの話題に。鈴木奈穂子アナが「ベリーちゃんもトミーさんも素晴らしいです」と絶賛。博多大吉と華丸は笑わせた。大吉が「トミーはちょっと酒を飲み過ぎな感じ。あれはプロとして失格です」と話すと華丸も「瓶を持ったまま。これはダメですねえ。”ラッパ”飲みはダメ」とオチをつけた。

「カムカム」公式ツイッターは「トミーのお酒の飲み方をたしなめる大吉さん。トランぺッターだからってラッパ飲みはダメですよ…(汗)でも今日のトミーはいい仕事でしたね」とつぶやいた。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。