元プロ野球選手の松坂大輔氏(41)が2月1日からテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」(月~金曜、午後9時54分)に野球コーナーの解説者として出演することが28日、分かった。

日・米からの出演を予定しており、日本からはプロ野球や侍ジャパン、高校野球を、米国からは大谷翔平ら日本人メジャーリーガーの活躍が期待されるMLB情報を伝える。松坂氏は「自分が『報道ステーション』のキャスターになるなんて想像もしていませんでしたし、正直なところ『報道ステーション』に出演している自分をまだイメージができないです」と心境を吐露しつつ「それも含め、これから起こるであろう『分からない』『初めて』を楽しみにしています」と期待をのぞかせた。

松坂氏は昨年、現役を引退した。「現役選手ではなくなり、立場が変わったことで、野球の試合ひとつを取っても『今まで見えていたこと』に対する感じ方や、実際の見え方が間違いなく変わると思っています。その変化を感じ取り、それを視聴者の方々にも伝えられるよう努力する事で自分自身の勉強にもなると思っています」とコメント。

また、日本と米国を行き来する生活には「日本に伝わりきれてない情報などを視聴者の方々がより深く知ることができるよう、お手伝いができたら...と思います。全てが初めての事で楽しみにしていますが、しばらくは温かい目で見守って頂けたらと思います」と呼び掛けた。

同番組でスポーツコメンテーターを務める松岡修造(54)に対しては「どの競技、どの選手に対しても同じテンションと情熱をもって、その素晴らしさを伝えている方。同じようにはできないですが、僕も競技や選手、スタッフの方々に対してリスペクトをもって接していきたいです」と尊敬の意を込め「僕自身、実はいろいろな競技にも興味があるので、『報道ステーション』をフル活用して野球以外の競技、それに関わる人たちのことも学び、新しい情報として視聴者の方に伝えられるようになれたらいいな」と力を込めた。

同番組のメインキャスターを務める大越健介氏(60)については「引退試合の日に『報道ステーション』の中継でお話しさせていただきました」と明かした。「物腰が柔らかくて話しかけやすい雰囲気を持った方」と印象を明かし、「『報道ステーション』は報道番組でもありますし、大越さんをはじめ皆さんのお力を借りながら、スポーツ以外のところにも興味を持っていきたいです」とした。