NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の「ひなた編」予告ロングバージョンが5日午前8時半、番組公式ツイッターにアップされた。この中に行方が分からなくなっている橘算太(濱田岳)らしき人物が映り、「カムカム」ファンが騒然となった。

問題のカットは約1分の予告映像の47秒ごろに登場。背格好が算太そっくりの人物が、ひなた(川栄李奈)らしき人物を前にくるりと一回転し何か話す。

このシーンにファンが即座に反応。

「もしやの算太か」

「算太???」

「絶対出てくると信じてたよ算太。あんた今まで何してたん(涙)」

「算太!今までどこ行っとった!」

「算太おじさん?」

「算太おらんかったか?」

「算太生きてた!嬉」

算太は安子(上白石萌音)の兄。るい(深津絵里)の伯父にあたる。戦争から帰還するも、安子編の最後に姿をくらましてしまった。幼いころのるいとは雉真家で同居している。ジョー(オダギリジョー)とひなたとはこれまで面識はない。

果たしてこの人物が算太なのか、まったくの別人なのか。安子や算太をはじめ、岡山で登場した勇(村上虹郎)一家や安子の親友きぬ(小野花梨)らのその後はまだ描かれていない。最後の「ひなた編」で伏線回収となっていくのか、「カムカム」から目が離せない。

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「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。