NHKは17日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)に、八田知家役で市原隼人(35)が出演すると発表した。

やがて13人の御家人集団の1人に名を連ねる、下野(栃木)の有力武士という役どころ。市原は「生々しい泥臭さと人間臭さをまとい、いまだ多くの謎に包まれている十三人の合議制の一人の武将、八田知家を演じさせていただきます」とコメント。

謎多き人物とあり「このたびの大河ドラマで三谷さんが八田の歴史を記すと言っても過言ではありません。私自身、楽しみにしております」。また「日本人として歴史ものの作品に携われる喜びをかみしめながら、いま一度わびさびの心を見つめ直し、参加させていただきます」と意気込みを語った。公式ツイッターでは「『13人』の一人。北関東を治める御家人。北条の敵か味方か」と紹介されている。

市原は17年「おんな城主 直虎」で大河ドラマに初出演している。

三谷幸喜氏が脚本を手がける61作目の大河ドラマ。野心とは無縁だった青年・北条義時が鎌倉幕府の頂点に上り詰める姿を描く。

第5弾出演者発表は16日から行われ、北条義時の長男・泰時役を坂口健太郎(30)、異母弟・時房を瀬戸康史(33)、正妻・比奈を堀田真由(23)が務めると発表されている。