THE RAMPAGEのボーカルRIKU(27)が24日、東京・自由劇場でミュージカル「天使について~堕落天使編~」(3月6日まで同所)合同取材会に出席した。

2人芝居でそれぞれが2役ずつを演じ、各出演者を入れ替えながらのトリプルキャストで上演される。初のミュージカル挑戦となるRIKUは「“初めて”を言い訳にしないで、稽古で培ってきたものを、いかんなく発揮したい。自分もLDH、EXILE TRIBEの一員として名前を背負っている。新しい畑に足を踏み込むのに不安もありますが、一歩踏み出す勇気を皆さんに届けられば。それが伝えたい“Love Dream Happiness”です」と意気込んだ。

グループでもボーカルを務めるが、稽古では歌唱の先生からは「歌わないで」と指導されたという。「言われた時は衝撃的でしたが、曲も全部各キャラクターの思いやせりふになっていて、心の叫びを伝えていきます。THE RAMPAGEの時とはまるで違って、歌う技法の中に新たな概念が生まれました」と充実感を漂わせた。

この日の公開ゲネプロでコンビを組んだLead鍵本輝(33)からは「同じアーティストですけど、安定感があるし、せりふも間違えない」とたたえられ、照れ笑いする場面も。もっとも鍵本からは「それでいて、稽古が終わった後にへとへとのはずなのに、筋トレに行く。ストイックだなと思いました」と指摘され、さらに頭をかいていた。