2日間26時間以上に及ぶ「伝説の一日」がグランドフィナーレを迎え、明石家さんま(66)は、闇営業問題による“冷や汗会見”があった岡本昭彦社長を「ポンコツ記者会見で有名ですから」と紹介。マラソン公演の最後の最後まで、さんま節は全開だった。

初日、千秋楽とも、締めの4公演目は「さんまの駐在さん」だった。グランドフィナーレでもセンターに立ったさんまは「おもろいとか、どうのこうのより、時間内に収めることができました」とあいさつ。

さんまからのバトンを受けて、芸人代表で、桂文枝(78)が「長い間、皆さん見ていただいてありがとうございました」と感謝の思いを伝えた後、さんまが岡本社長を呼び込んだ。

「ポンコツ記者会見で有名ですから」

さんまにこう呼び込まれた岡本社長は、舞台中央近くまできて、硬直。笑いの総合“笑”社らしく、社長まで、さんまワールドに入り込んで、笑いを誘った。

間髪入れずに、さんまが「しゃべれや、アホ!」。さすがにこれにはさんまも「言い過ぎました」と謝罪したが、この展開で客席もドッとわき、意向を受けた岡本社長も「えー、本日は、誠に申し訳ございませんでした…」。謝罪会見風にボケてみせた。

その後、岡本社長はまじめに「無事、110周年の伝説の一日が終わり、感謝しております」とお礼。拍手を浴びていた。