宮下草薙が11日、お得意のぐだぐだ漫才を客席と一体となって満喫した。太田プロ所属のお笑い芸人による定期ライブ「月笑(ゲツワラ)」が11日、東京・TFMホールで2年2カ月ぶりに行われ、2人が落ちを忘れた8分半の長演で、ライブを待ち望んでいた観客の爆笑を誘った。

ネタは野口英世1000円札の折り紙「ターバン野口」。2年後、1000円札の図柄が北里柴三郎に代わる際に「ターバン北里」を折ろうと銀行に並ぶ男の妄想を、2人のかみ合わないやりとりで盛り上げた。

宮下によれば「“ターバン野口は折ったことない”で終わるはずだった」。MCのタイムマシーン3号から「8分半」と突っ込まれると、草薙は「月笑、楽しかった」と言って笑った。