伊集院光(54)が、千葉テレビ(チバテレ)で24日放送の「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)に出演し、共通の趣味が野球のアンジャッシュ渡部建(49)に、ロッテ佐々木朗希投手(20)のプロ野球史上16人目、28年ぶりの完全試合を達成した瞬間を生で見たことを自慢した。

伊集院は、佐々木朗が完全試合を達成した4月10日のオリックス戦をZOZOマリン球場で生観戦していた。「(『白黒』の)収録日で言うと、佐々木朗希投手がパーフェクトゲームやったばっかりなの。俺、その試合をメチャ良い席で見ていて、その時、考えていたのは渡部君に早くこれを自慢したいなと。(出演の)スケジュールは、もう入っていたからさ。渡部君の差し障りのないヤツで、すごい盛り上がるヤツ」と胸を張った。

渡部は、20年6月9日に「週刊文春」が不倫騒動を報じ、1年8カ月の活動自粛と謹慎に追い込まれ、今年の2月15日放送回で活動を再開したこともあり「来ていただくのもうれしいし。僕がこんなタイミングで」と、伊集院に謝辞を述べた。その上で、伊集院と、佐々木朗について岩手・大船渡高時代のエピソードなどを熱く語り合った。

伊集院は、佐々木朗が大船渡高3年時の19年の全国高校野球選手権岩手大会決勝・花巻東高戦で、国保陽平監督の判断で登板せず、2-12で敗れたことに触れた。そのことを踏まえ「ある意味、このことで報われた。報われた感、すごいよね」と完全試合を評した。

すると、渡部も「監督は大バッシングですよね! 甲子園がかかった決勝で投げさせない。相手の花巻東高も、菊池雄星や大谷翔平が出た名門校で…伊集院さん(佐々木朗希を)中3の時に取り逃している」などと、右手を大きく振って、声を大にして語った。

大きな身ぶり、手ぶりを交え、機関銃のように語り続ける渡部の姿に、相方の児嶋一哉(49)は「復帰して1番、生き生きしている」と口にした。伊集院から「児嶋君は久々にこいつ、生き生きとしゃべっているわ、という…ちょっと何か感無量な感じ。いいよね(渡部が)乗ってる感じ」と突っ込まれると、児嶋は「この感じが懐かしい。(野球に)詳しいし)と笑みを浮かべた。

31日放送回では、渡部と伊集院が“ビッグボス”日本ハム新庄剛志監督(50)について語る。また伊集院は、17歳で落語会に飛び込んだものの、師匠に黙ってラジオに出演した過去を明かす。