声優花守ゆみり(24)が19日、都内で、アニメ映画「ゆるキャン△」(京極義昭監督、7月1日公開)の完成披露上映会に出席した。

山梨県を舞台に、女子高生たちがゆるやかにキャンプを楽しみながら友情を育むストーリー。劇場版では、大人になり就職した登場人物たちの姿が描かれる。

テレビアニメは18、20、21年に放送。各務原なでしこの声を演じる花守は、テレビ版の第1期を振り返り「4年経っちゃうんですね。早いですね。お酒が飲めるようになったばっかりだね、なんて言っていたので」と時の流れにしみじみ。役柄同様、自身もキャンプ初心者だったが「すっかり立派なキャンパーになってしまい、お酒もたしなむようにもなってしまい…。キャンプ初心者のなでしこちゃんを演じていく中で、こっち(自分)の方が詳しくなっていきました」と照れ笑いで振り返った。

映画では、仲間が再集結しキャンプ場作りに奮闘する、という物語が展開する。花守はこのストーリーに「(キャンプ場を)作っちゃうの? って驚きました。なでしこは初心者だったけど、それを飛び越えて『楽しんでもらうぞ』っていうことになっている。台本をもらうまで見当もつかなかった」と感慨深げ。イベントでは、作品の舞台の1つとなる山梨・身延町にある「道の駅しもべ」で、「ゆるキャン△」とコラボしたオートキャンプ場が来月16日にオープンすることも発表された。“リアル”でもキャンプ場作りが進んでいることに、花守は「実際にオープンしちゃうなんてビックリ!」と笑った。

共演の東山奈央、原紗友里、豊崎愛生も登壇。