バズ・ラーマン監督(59)が28日、都内で映画「エルヴィス」(バズ・ラーマン監督、7月1日公開)来日記念ワールドツアーフィナーレイベントに登壇し、同作への思いを語った。

「華麗なるギャツビー」「ムーラン・ルージュ」で知られる、ラーマン監督は「この映画でこれまで経験できないことをした。コロナでつくれないとさえ思ったが、負けなかった」と撮影を振り返った。

その上でエルヴィス・プレスリーの元妻で女優のプリシラ・プレスリーにも絶賛されたことを受け「すごく不安に思っていたけど彼女も認めてくれた」と笑顔を見せた。

また、日本に先駆けて24日より52カ国で公開され、全米興行収入ランキング初登場1位を獲得したことを受け「1位になったことは素晴らしいけど、劇場に皆さんが戻っていることがうれしい。そろそろ皆で外に出て、映画館で知らない人たちと大きなスクリーンで、一緒に泣いたり笑ったりして欲しい。日本人にとても愛された彼は日本でパフォーマンスしたいと思っていたが、来られなかった。その謎を映画で見てください」とアピールした。

イベントにはエルヴィスを演じた、注目俳優オースティン・バドラー(30)も初来日しファンサービスに応じた。「日本に来る彼の夢をかなえられてうれしいです。今夜カラオケに行くのが楽しみ」と観客を沸かせた。

玉城ティナ(25)新しい学校のリーダーズも出席。