永野芽郁が主演を務めるTBS系連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(火曜午後10時)第1話が5日、放送され、平均世帯視聴率が8・7%(関東地区、速報値)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・8%だった。

同作は、永野演じる成川佐奈がCEOを務める教育系スタートアップ企業が舞台。仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマ。脚本家・大北はるか氏による完全オリジナルストーリー。西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマ、広末涼子らが出演する。

第1話で、佐奈は教育系アプリを手掛ける「ドリームポニー」のCEO。5年前、大学に潜り込んで聞いた羽田早智(広末涼子)の特別講義をきっかけに、3年前に起業。10年以内にユニコーン企業となり、世界中の人々が利用できるようなビジネスにすることを目標に日々奮闘中。だが、売り上げ・技術ともに行き詰まる毎日に焦っていた。

そんな佐奈を共同創設者の須崎功(杉野遥亮)は心配していた。須崎は、佐奈が忍び込んだ大学で知り合い、今では気の許せるビジネスパートナー。須崎は現状を変えるため、即戦力となる人員の補充を佐奈に提案。早速、ネットで求人募集をし、面接を開くこととなった。

その面接にやってきたのが、中年サラリーマンの小鳥智志(西島秀俊)だった。ひと回りも年が離れ、プログラミングの経験もなく、即戦力とは言い難かったが、入社することになった。