10人組アイドルグループ、OCHA NORMA(オチャ・ノーマ)が13日、シングル「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!」でメジャーデビューする。日本一を決めるパワースポットとして、今秋国体が行われる栃木・カンセキスタジアムとちぎで、平均年齢16・9歳のハロー!プロジェクトの末っ子グループがエネルギーをチャージ。スタートダッシュ成功を誓った。

「グループをどう発信していくか」と問われた中山夏月姫(なつめ=16)は「おじいちゃんおばあちゃん世代はアイドルとか芸能界をあんまり知らない。新聞とかが中心だなというイメージ。全国各地の老人ホームとかを回っておじいちゃんおばあちゃん世代に知ってもらえるように」とイメージを膨らませた。

父の影響で大のプロレス好きといい「プロレスもエンターテインメント。私たちはアイドルだけど、お客さんに魅せるところは共通しているところがあるなと思います」と熱弁した。

グループ名には、みんなが集うほっとする場所(お茶の間)と、ラテン語で「規準/基準」という意味をもつ(NORMA/ノルマ)をかけあわせた造語で、「お茶の間を楽しませる、新世代のスタンダードとなるような存在になってほしい!」という願いが込められている。北原もも(15)は、「お茶の間って聞いてびっくりした。身近にあるモノ。でもすっごくかわいらしくてうれしくなった。由来のように、元気をお届けできるようにがんばりたい」。さらに「世界中に日本のかわいいとOCHA NORMAを広めていければ」。

昨年12月の結成から、コロナ禍の影響で声援を受けたことがない。グループ加入前には、観客側でステージを下から見ていたという田代すみれ(17)「ステージに立った側で声援受けるのを想像したい。経験したい」と願い、「全力でわたしたちらしさを出して、最高のメジャーデビューができるようにがんばりたい」と力強く宣言した。