NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の3日に放送された第83話の平均世帯視聴率が16・0%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は9・1%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は自分と和彦(宮沢氷魚)との結婚に反対している重子(鈴木保奈美)に翻意してもらうため、フォンターナに招待した。房子(原田美枝子)も応対してもてなすが、トラブルで台無しになってしまう。さらに、フォンターナにはその後もさまざまな災難が襲い掛かる。暢子は房子から、店のトラブルのことは他言無用と言われていたが、なりゆきで良子(川口春奈)にいきさつを話してしまう。