8日に放送された女優波瑠(31)主演のフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時)第4話世帯視聴率が9日、6・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と分かった。初回から7・4%、6・7%、6・7%だった。

個人視聴率は3・5%。初回から4・1%、3・8%、3・7%だった。

住まいに新たな価値を創り出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮祥太朗(29)演じるシングルファーザーの福山玄之介が福山家が経営する「まるふく工務店」の営業職のコンビとなり奮闘する。

第4話で、まるふく工務店に外壁の塗装と瓦屋根の補修を依頼していた小山田真理(渡辺真起子)が、突然、キャンセルを申し出る。すでに工事は始まり、足場も組んでいたことから、外装屋の番頭・華丸(寺島進)は怒り心頭。慌てた小梅と玄之介が小山田邸に向かい、話を聞くと、真理は、風水に精通した義理の姉・保科千恵子(浅野ゆう子)に、家相が悪いことを指摘されたという。

「このままじゃ、私も不幸になる」。真理は千恵子の言葉をすっかり信じていて、必死に説得する小梅の言葉ももはや届かない。風水優先の内装リフォームへとプラン変更を求められた小梅たちは頭を抱える。だが、小山田家の事情を聴いた小梅と玄之介は、真理の心中を察し、ある提案をする。

その頃、小梅が不在のまるふく工務店には、元カレ久保寺(金子大地)の元カノ桜子(北香那)の姿が。父親の蔵之介(遠藤憲一)によると、桜子は小梅が戻ってくるまで待つと強引に居座ったあげく、突然、一同の前で泣きだす。そして、最後は、さもわけありな雰囲気を醸し出しながら、芝居がかった様子で帰っていったという。

話を聞いた小梅は、厄介な客の常識外れな訪問に戸惑いながらも、ついに決着のときがきたかと、覚悟を決める。一方で、玄之介はそんな小梅のことが心配になっていた。