先月5日からデビュー50周年イヤーに突入している松任谷由実(68)が、来年5月からキャリア最大規模となる全国アリーナツアーを開催することが9日、分かった。来年5月13~14日の神奈川・ぴあアリーナMM公演を皮切りに、同12月までに50公演を開催し、50万人を動員予定だ。

72年のデビュー以降、楽曲制作とライブの両軸で半世紀を彩ってきたユーミンが、また新たな挑戦をする。荒井由実時代から今年7月まで開催のホールツアー「深海の街」まで、ライブツアーの公演数は2531公演を数え、その総動員数は、のべ874.5万人を誇る。

その中でも今回は、99年に44公演33万人、03年に53公演38万人、07年に37公演35万人を動員した「シャングリラ」シリーズや、18~19年に40公演40万人を動員した45周年アリーナツアーを上回る規模で行われる。この日までに明らかになったのは、前半戦となる来年8月までの12カ所24公演。同12月まで50公演を行う。

10月4日発売予定のデビュー50周年記念ベストアルバム「ユーミン万歳!」購入者限定のチケット最速先行予約も決まった。今回のツアーは会場内のアリーナ中央にステージを設置したセンターステージで、CD購入者対象のチケット最速先行予約のみ、アリーナ席、スタンド席のいずれかを選択できるという。

「50」尽くしのユーミンが、また新たな伝説を作る。