米俳優ブラッド・ピット(58)が15日、東京-京都間の新幹線内で、映画史上初「新幹線での”動く”レッドカーペット」グリーティングイベントに出席。真田広之(61)との共演について心境を話した。

ピットは映画「ブレット・トレイン」(デヴィッド・リーチ監督、9月1日公開)で”世界一運の悪い殺し屋”レディーバグ役で主演。真田はエルダー役を務めた。

ピットは「真田さんが居ることで、優雅さが出て格が上がりました。アクションジャンルでやってこられた、45年続けてこられたことも素晴らしいし、一緒に仕事できて光栄です」と絶賛した。さらに「まさに彼は映画の心臓であり、魂であると思う」と話した。

真田は「実は55年なんですけど…」と苦笑し、ピットは真田に笑いながら頭を下げた。続けて真田は「撮影前に聞かなくて良かった」と笑わせ「最初から気さくで、映画に描ける情熱が素晴らしいので、良い空気感に包まれて撮影できました。毎日現場に行くのが幸せだった」と絶賛。さらに「主演がリードする優雅であったかい、やわらかいオーラで全員を引っ張ってくれるような特殊なオーラを感じた」と明かした。

同作は東京発、京都行きの高速鉄道で乗り合わせた、殺し屋たちの任務と因縁が交錯する、ミステリー・アクション。同作は伊坂幸太郎氏の大ベストセラー小説「マリアビートル」を「デッドプール2」のリーチ監督がハリウッド映画化した。

アーロン・テイラー=ジョンソン(32)リーチ監督出席。