乃木坂46が8月31日、東京・神宮球場で「真夏の全国ツアー2022」千秋楽公演を開催した。

3年ぶりに立ったグループの“聖地”で、3日間計10・5万人を熱狂させた。今年2月に加入し、初めて神宮ライブに参戦した5期生は涙を見せながらも堂々とパフォーマンスした。

序盤のトークを終えると、センターステージに5期生11人が登場。井上和(なぎ=17)があいさつした。「乃木坂46に加入してから、いろいろな経験をさせていただいて、その全てが新鮮で、楽しい毎日でした。本当にありがとうございますと感謝。「けどその一方で、1年前の自分から成長できているのかな、とか。昨日の自分から何か変われているのかなとか、不安になることも多かったです。そのたびに自分のことがイヤになりました」と明かし、涙ぐんだ。

その上で「でも、そんな私でも大丈夫だと言ってくれる10人と出会いました。背を向けてしまっても、また前を向けるように引っ張ってくださる先輩方やスタッフさんに出会いました。そして、乃木坂46が大好きなファンの皆さんにも出会いました」と続け、「その全ての人に、感謝の気持ちを伝えられるようにパフォーマンスさせていただきます。それでは聴いてください」と呼び掛けた。

5期生にとって初のオリジナル曲「絶望の一秒前」を、井上センターで披露した。さらに、31日発売の新曲「好きというのはロックだぜ!」収録の、菅原咲月(16)がセンターを務める5期生楽曲「バンドエイド剥がすような別れ方」もパフォーマンス。大きな拍手を浴びた。