俳優林遣都(31)と仲野太賀(29)がダブル主演を務める日本テレビ系ドラマ「初恋の悪魔」(土曜午後10時)の第8話が10日に放送され、平均世帯視聴率が4・7%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・6%だった。

同ドラマの視聴率は第1話が世帯平均6・6%、個人3・8%、第2話が世帯平均3・9%、個人2・2%、第3話が世帯平均3・8%、個人2・2%、第4話が世帯平均5・2%、個人2・9%、第5話が世帯平均5・2%、個人2・9%、第6話が世帯平均4・9%、個人2・5%、第7話が世帯平均4・2%、個人2・3%と推移している。

同作は警察署を舞台に、さまざまな事情を抱えた署員たちが奮闘し、難事件を解明していくミステリアスコメディー。「東京ラブストーリー」、「Mother」、「Woman」などで知られる坂元裕二氏が脚本を書き下ろした。

林、仲野ともに日テレ系ドラマ初主演。林は凶悪犯罪解明に憧れて刑事となるも、大きな失敗をきっかけに停職処分を受けてしまう刑事失格の推理マニア、鹿浜鈴之介役、仲野は家宅捜索情報リークのうわさが流れた鹿浜の素行調査を命じられる、同僚の総務課職員の馬淵悠日(はるひ)役を演じる。

第8話では、“第3の事件”の容疑者・菜々美に逮捕状が出る。冤罪(えんざい)の可能性が高いと考えた鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、森園(安田顕)は、雪松(伊藤英明)にターゲットを絞り調べることに。雪松は、菜々美の逮捕に疑念を抱く鈴之介に、昇進をちらつかせて近づいてくる。

一方、免職となった悠日(仲野太賀)は、警察署を去る。寄り添ってくれたのは、琉夏(柄本佑)だけだった。署から荷物を持ち帰った悠日の元に両親が訪れる。悠日は、失望させてしまったことを両親に謝る。そして思いがけず、朝陽(毎熊克哉)のスマホのパスワードが判明する。