学校あるあるネタで知られ、TikTok(ティックトック)フォロワー約130万人を誇るお笑いコンビ、土佐兄弟が23日、神奈川・Zepp Yokohamaで、大規模ライブイベント「土佐兄弟の青春文化祭2022~Zったい忘れられない1日をキミに~」を開催した。
コロナ禍で学生生活を満喫できなかった全ての人を対象に、音楽、笑い、クイズなどさまざまなエンターテインメントを届けた。
豪華な幕開けだった。校長先生としてビデオメッセージを送ったのは、俳優阿部寛(58)。有輝(27)とTBS系連続ドラマ「DCU」で共演した縁で、オファーを快諾。「青春文化祭ということで、楽しんでいってください!」などと呼びかけた。続けて「ぼくも今から行きます」と宣言したかと思うと、阿部のモノマネで知られるお笑いコンビ、ラパルフェの都留拓也(28)が現れ、会場を盛り上げた。有輝は「Zeppすごいな!」、卓也(34)も「もう泣きそう」と感慨深そうに話した。
その後、お笑いブロック、企画ブロック、音楽ブロックと展開し、ファンを魅了。エンディングでは横浜流星も教頭役としてビデオメッセージを寄せるなど、最後まで会場を盛り上げた。
イベント後に取材応じた有輝は「もう最高でした。もう楽しかったです。本当にみんなにありがとうって言いたいですね」と笑顔。卓也は「やっぱもうみんなが何か最後笑顔になって、こう帰っていく感じがしたので、本当にやってよかった」と充実感を漂わせた。
お笑いトリオ四千頭身、伊沢拓司率いるクイズ集団QuizKnock、YouTuberでモデルのねお、お見送り芸人しんいち、Da-iCEの工藤大輝、フレデリック、お笑いコンビ、アイデンティティら豪華なゲストがそろった。
有輝は「やっぱり一緒に何かを仕事させてもらったり、何か交流した人に、友達っていうことで来てもらえたのがうれしかったなあ」と感謝した。
改めて、「青春とは」と問われた有輝は「失敗すること。いつでも失敗してもいいんじゃないかなっていう。ミスったらミスったで、それも後々思い出になるので、今日とかもなんかどっかでミスっても、後々思い出になるし、来てた人たちと一緒に『あそこまでやばくなかった?』っていう思い出になったらいいなと思っていたので」。
卓也は「全力で生きてることがもう青春だと思います。だからもう死ぬまで、全力で楽しく生きたい」と明かした。