ジャーナリストの有田芳生氏(70)が26日までにツイッターを更新。爆笑問題太田光(57)の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる発言を受け、怒りをにじませた。

太田は自身がMCを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)での旧統一教会をめぐる発言で物議をかもしている。

25日放送でも同教団の問題を取り上げ、太田は「(教団を信じている)人間の心をどうやって、無理やり動かせるのかっていうのは、本当に難しい問題だと思う」と言及。「今までも(マインドコントロールされた信者を取り戻そうとした家族が)拉致して監禁して閉じ込めたりしていろいろ問題が起きてきて、まだ答えが見つかっていない」と発言し、ジャーナリストの鈴木エイト氏が「拉致・監禁とは全く別のこと。保護して説得するということは当然、一定の合理性はある」と訂正した。

霊感商法が社会問題となった1980年代からジャーナリストとして旧統一教会を追い続けてきた有田氏はツイッターで、「太田光さんのこの発言。すっかり統一教会の主張です」と指摘。また、爆笑問題が旧統一教会をネタにして茶化したコラムの一節を引用し、「お笑い芸能人でも、まったくもって度を越した発言です。『日本統一教会は反撃に出よ』と韓国本部から指示された内容といっしょです」「僕が太田光さんの発言を許せないのは、統一教会から子どもを脱会させたいと苦労してきた多くの親御さんたちの苦労を知っているからです。飯干晃一さん存命なら太田発言に大爆発していたでしょう。お笑い芸人だからと許される発言ではありません。現場を知らないのに発言するな」と批判した。